勤労者の生活サポート事業の体制づくりと着実な推進

県労福協は、「ゆとり・豊かさ」を享受する取り組みの一環として、自然環境の体験学習(ふれあい屋久島体験講座)、海外視察の派遣、退職者と組合員の交流の場(囲碁大会)、地元の歴史を学ぶ講座(歴史探訪講座)、男性が料理作りを体験する料理教室(男の料理教室)を、県下各地域協議会と連携して活動している。また、県労福協単独事業や県勤労者福祉基金協会と共催によるパソコン教室、介護講座・ボランティア養成講座の継続的活動をしている。

屋久島がわが国初めての世界遺産に登録されたのを契機に、屋久島のすばらしい自然環境を後世に守り伝えていくという、大きな責任を負っていることを共通認識し、地元の人達の自然環境との関わり、人々とのふれあい、文化や歴史を学ぶことを重視した体験学習を実施している。1995年10月に2泊3日の体験講座以来、2009年度までに15回実施し、夏休み期間を利用した「親子ふれあいの場」「ゆとり豊かさ」を求めて体験学習30名を募集し実施している。

県労福協30周年記念事業として1992年9月に東南アジアの「労働事情調査団」を派遣して以来2009年度までに16回実施して、計367名が参加している。海外の高齢者福祉事情(民間。公的施設や制度)の実態や問題点などについて意見交換を行い親善・交流を深めている。




退職者や高齢者、組合員との情報交換と経験交流を進め、事業団体の利用促進や行政との関係を高める研修、交流の場として1986年2月から開催している。2009年度で24回実施した。2010年度からは各地域ごとの開催となる。


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